[イタリア篇] バチカン市国に行ってきた。（１）

ローマのサンタンジェロ城から西に５分ほど歩くと現れる、世界のカトリック教会の総本山こと、サン・ピエトロ大聖堂！

つまりもうこのサン・ピエトロ広場の中は、イタリアではなくてバチカン市国です。バチカン市国は皇居の半分程度の面積しかない、世界最小の国。イタリアからバチカン市国に入るにはパスポートなども不要のため、どこが国境かも分かりづらいです。バチカン市国全体は、世界遺産に登録されています。

サン・ピエトロ大聖堂は見学するのに大行列に並ぶ必要があるので、並ぶのが嫌いな私は入る予定がなかったのですが、ふと見ると若干行列が短くなったように見えたので、並んで入ってみることに。

行列に並んでいる間に周囲を撮ってみる。ちなみに並んだのは30分ほどです。多い時は１時間待ちなどもザラなんだそうです。

サン・ピエトロ大聖堂は礼拝自体は無料なのですが、セキュリティチェックがあります。カバンを持っていたら金属探知機に通す必要があります。

で、無料で入れる教会内部に行こうかと思ったら……

テキトーに前の人についていくと料金所を通ってしまい、２人も子供がいるので全く登る予定がなかったのですが、仕方なく登ることに。料金は５ユーロ。終わりの見えない階段を螺旋状にぐるぐると登っていきます。

随分登ってようやく到着すると、尖塔などが目の前に。確かに圧巻なのですが、正直言って階段は普通の人はとてもきついので、あまり無理しないように。ちなみに、７ユーロ払えばエレベーターが使えるということを後で知りました。

サン・ピエトロの内部を上から眺めることができます。おー、上から見るとこうなっているのかあ。

３歳の息子は階段でかなりへばっていましたが、これから降りられる！と思ってとたんに元気に。しかしクーポラへはさらにここからまだまだ登ることになるのです。