小石川後楽園に行ってきた。(1)



東京都文京区にある小石川後楽園に行ってきました。

水戸徳川家が作った庭園で、岡山市の後楽園と同じ名を持つ有名な名勝です。
後楽園球場や後楽園競輪場といった施設の名前ももちろんこの小石川後楽園から来ていて、
今では隣りにドンと建つ東京ドームの姿が映り込むことで現代的な風景になってます。

西行堂跡。
水戸藩の藩祖・徳川頼房の時代に西行法師の木造を安置した御堂が建てられていたとか。
現在は戦災により焼失し、九代斉昭公夫人が建てた西行の歌碑が残っています。


庭園の中央にある大泉水と呼ばれる池はかなり大きく、

周囲のどこから見てもなかなかステキな風景です。
この日は間もなく紅葉が色づき始める、という時期でした。


寝覚(ねざめ)の滝。

寝覚の滝というのは実際に長野県上松町に実際にある滝の名前で、
木曽川に流れ込む同滝に見立てて作られたものだとか。


内庭から後園に入る門だった、唐門の跡。


建設当時のままの姿という、内庭。

東京ドームの真横なので湖面にもドームの姿が映るのですが、
なかなか風情のある場所で、一周ぐるりと回るだけでも撮影スポットがいろいろあります。


内庭の中の高台に設置された東屋が見えます。

登ることができ、そこからの眺めもなかなか美しいです。
その横には藤田東湖の記念碑など、歴史好きには嬉しいいろんな遺跡があります。


石段を横切る鴨たち。


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