[イタリア篇] サンマリノ共和国に行ってみた。(5)


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世界最古の共和国・サンマリノの第一の砦、第二の砦に行った後は、街全体が世界遺産に登録されているサンマリノ歴史地区をざっと散策していくことにします。ティターノ山全域に築かれた城塞都市なので、街中はものすごく迷路のように入り組んでいます。地図を持っていないと迷子になりそうな感じ。

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サンマリノ共和国は、石工師マリーノによって築かれた国なので聖マリーノ=サンマリノという国名なのですが、その聖マリーノの遺物が収められているのが、このバシリカ・ディ・サンマリノという建造物。大きい。

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リベルタ広場から見た、サンマリノ政庁。この建物がサンマリノ共和国の政治の中枢なんですね。

その政庁の前に立つ像が、フランスから寄贈されたニューヨークに立つ自由の女神よりもはるかに歴史が古い、サンマリノの「自由の女神」。リベルタ広場のリベルタとは「自由」という意味なのです。

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というわけで、駆け足でサンマリノ歴史地区を散策してみたのですが、冬の寒い曇天の中にもかかわらず、とても雰囲気が良くて素敵な時間を過ごせました。夏の暖かいシーズンでもキレイなんでしょうけど、世界有数の観光立国ですからその時期は人ごみでいっぱいなのでしょう。

あまりにも楽しくて予定時間よりも長く散策してしまいました。ここからは車に乗り込んで、再び国境を超えてイタリアに入り、北へと向かいます。


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