[京都篇] 知恩院に行ってきた。



法然上人が開基した華頂山大谷寺、いわゆる知恩院に行ってきましたよ。

普通は駐車場のある正門から入るのですが、地下鉄から徒歩で散策していた自分たちは、
華頂道からたどり着いたこちらを正門だと勘違いして、この階段を登って行きました。
この辺りに京都華頂大学などがありますが、華頂山から名を取ってたんですね。

で、到着したのは北門。
法然上人御堂の裏手なのですが、この北門側の出入り口もまた風情のある路でした。
こちら側は若い女性の参拝客が多かったのですが、なぜだろう。


有名な知恩院の大殿、御影堂は、平成23年の法然上人800年大遠忌のために、

残念ながら現在改修中で平成30年度末まで入れないんだそうです。なんだってー。
というわけで、しょうがなく納骨堂などを見に行く。
ちなみに御影堂の代わりに、法然上人御堂で参拝ができます。


知恩院と言えば、正門の三門から御影堂に向かう急勾配の石段が有名。

行きは違う入口から入ってしまったので、今回はこちらから降りることに。
いろんな人が記念撮影をしていました。いいなあ、この階段。


正面から見た三門。日本の寺院の中の現存する正門の中で最大の大きさだそうで、

1621年に建立された歴史のある建築物のため、国宝に指定されているんだとか。


ちなみに、地下鉄東山駅から徒歩で華頂道に向かう際に通る、

この運河のような川が、なかなか雰囲気良くて癒されました。(祇園白川というそうです)
よくテレビドラマなどで使われている場所ですね。
向こうの方に見えている石橋も、いい感じ。


その白川沿いに、「光秀饅頭」という饅頭を売っているお菓子屋さんがあるのですが、

その脇にひっそりと、明智光秀首塚があります。
本能寺の変の後、山崎の戦いで豊臣秀吉に敗れた明智光秀は逃亡途中で暗殺されましたが、
その首はこの場所に葬られたそうです。
アパートなどに囲まれてなかなか分かりにくい場所ですが、歴史ファンはぜひ。

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