タイの首都バンコクに行ってきた/3日目


今日は、バンコクからちょっと離れてみようと思います。

バンコク中央駅(ホアランポーン駅)
というわけで、ホアランボーン駅(バンコク中央駅)から電車に乗ってアユタヤ市に行くことに。アユタヤはバンコクから70kmほど離れた都市です。

切符を買おうとしたら日本語が話せるスタッフらしき人に手持ちの時刻表を見せられ、「あと4時間は電車がないし、その電車も吊り革だけで2時間立ちっぱなし。バスの方がいいのでこっちで案内します」と、「観光案内所」と日本語で書かれた所に連れて行かれました。

説明を聞いていると「3600バーツ(約13,000円)で観光ツアーに参加すれば」と言うのです。要するにスタッフのふりをした奴とグルになったボッタクリで、見せられた時刻表も全部ウソっぱちだったのです。だって、アユタヤまでの電車賃は15バーツ(約60円)なんですよ。危ねぇ。ちなみにそのニセ観光案内所に連れて来られていた他の日本人観光客はほとんど喜んで申し込んでいたので、間違いなくボッタクられてました。(喜んでたのでまあいいかな、と思って何も言いませんでしたが)

世界の車窓から バンコク~アユタヤ
ということで、正規の切符売り場に行って「アユタヤー」と伝えるだけであっさりと切符が買え、待ち時間もほとんどなく乗れました。約2時間の電車の旅。もちろん「吊り革だけ」なんていうのもウソっぱちで、ちゃんと座席があります。電車の行き先表示はなぜか「松本行き」。日本の中古車両なんですね。

電車が動き出してからも線路からどんどん走って乗り込んでくる人がいるし、電車が停まる前からどんどん勝手に線路に降りて行く人たちも結構います。挙句の果てには、線路の構内で洗濯物を干したり農作物を耕したりしている人までいて、どんだけのどかなんだと思いました。

そして、アユタヤ市に到着。アユタヤ駅に降りた瞬間、ボッタクリトゥクトゥクが群がるのでオール無視。そして世界遺産にも指定されているアユタヤ遺跡を見に行くことにしました。

アユタヤ遺跡1

アユタヤ遺跡2
アユタヤ遺跡は迷宮に入り込んだような景色でした。兵どもが夢の跡ではありませんが、無常観漂う幻想的な遺跡。アユタヤといえばオークヤー・セナビモックこと山田長政の名が有名ですから、日本人としてはやはり感慨深いものがあります。

アユタヤ遺跡3
途中、恐ろしいほど強いスコールに見舞われてしまい、屋根の付いた観光案内板から動けなくなる事態に。やっぱり雨季はすごいですな。スコールに濡れた遺跡の姿がまた神秘的でした。

小学校前の屋台1
さて、街を歩いていると小学校があり、ちょうど下校時間で生徒たちや送り迎えの父兄たちで賑わってました。屋台が立ち並んでいて、子どもたちが群がってます。焼き鳥を買ってみたら5バーツ(約20円)でした。これがまた美味すぎる!

小学校前の屋台2
ホットケーキっぽいのが焼きあがるのを子供たちが待ってますが、うまいこと怪獣の形やお花の形などに焼き上げるんです。芸術的に。子どもたちも楽しく見ています。

チャオプラヤ川沿いでタイ料理
アユタヤ近郊にお勤めの方と合流。チャオプラヤ川のほとりにある有名なお店に連れていって頂きました。ここもタイ料理が美味しいこと美味しいこと。

トムカーカイとエビ
トム・カー・カイ(タイ風チキンスープ)、エビの丸焼き、ヤム・トゥワ・プルー(辛めのサラダ)、スイカのジュース、蟹のタイ米チャーハン、ナマズの蒸したやつ、フルーツの盛り合わせなど、本当にどれも美味しかったです!

夜遅くまでタイ料理を死ぬほど堪能したのですが、車でバンコク市内のホテルまで送って頂きました。本当に助かりました、ありがとうございます!


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