台湾に行ってきた。その２

店先でおばちゃんたちがコネコネと餃子やワンタンを作っていた小さな店に入って、ジャンボワンタンとワンタンメンを注文してみる。一杯50元（約180円）なり。これがまた、めちゃくちゃウマい。高級料理店よりこういう屋台のような店で食べるほうが、なぜか美味しいものによく当たる気がします。

ガイドブックにも載っていて日本人観光客にも大人気という店で、小籠包とエビ入り餃子を食べてみる。どちらも一籠160元（約550円）。美味しいといえば美味しいんだけど、なんかフツー。しかもどこか客をナメてる感じ。「観光客に人気」というのはアテにならないなあ。

驚いたのはこれ。ＭＲＴの駅構内で売っていた珈琲麺包と書かれたお菓子。１個30元（約100円）。コーヒー味のメロンパンなのかなと思って食べたら、思いっきりサクサクでものすごく美味い！これは予想外の美味しさでした。日本で売っても流行るんじゃないだろうか？

「台湾の箱根」と言われている北投温泉に行ってみました。ＭＲＴだと台北中央駅から北投駅まで20分程度と便利。さらにそこから北投新線という支線に乗れば、温泉街の目の前まで行けます。このように温泉公園になっていて、足湯が無料で使えたり、水着があれば露天風呂にも入れます。台湾って温泉多いんです。

北投温泉では宿泊だけではなく日帰り湯もでき、100元（約360円）も払えばこのような個室風呂を貸してもらえます。ここは自分でお湯を入れるんだけど。カラオケボックスならぬ、温泉ボックスですね。さっそく借りてみることに。源泉そのままなのでめちゃくちゃ熱かった。でも本当に気持ちよかったです。

さらに北に行って、淡水川の河口にある海辺の街・淡水に行ってみる。海の向こうに山が見えて、日本でいう関門海峡や錦江湾を思い出すような景色の街です。こんな感じで、屋台やお店が並んでいて、たくさんの人が行き来していました。

淡水名物らしい阿給（アーゲイ）という食べ物。日本の「油揚げ」が語源なのだそうです。1個30元（約100円）なり。油揚げの中に春雨を煮込んだものがたっぷりと詰まっています。すっごく寒い日だったので、とっても温まりました。