札幌に行くとクラーク像に行く人が多いんですが、実を言うと北海道に縁のある日本に大功を残した外国人と言えば、ぶっちぎりでエドウィン・ダンなのではないかと思うのです。あまり一般的には馴染みのない人ですが、北海道開拓時代において農業や畜産業の発展に大いに尽くし、競馬や灌漑の技術も広め、さらには外交官となって日清戦争終結に奔走するなど、明治期の日本の農政と外交に尽力した偉人なのです。ということで、真駒内にあるエドウィン・ダン記念館に行って、その偉業について深く触れてきましたよ。
記念館は、広々とした自然豊かなエドウィン・ダン記念公園の中にあります。この日もチューリップなどいろんな花々が咲き乱れ、緑に包まれた清々しい雰囲気でした。エドウィン・ダンの銅像もこの公園の中にあります。ちなみに真駒内は、札幌駅から地下鉄南北線に乗って南の終着駅です。アクセスも良くてのどかな場所です。
札幌駅周辺で、ラーメンを食べました。北海道のラーメンには味噌ラーメンが多いそうですね。ということでここでも味噌ラーメン。実はそれほどラーメンが好きではなくて、しかも福岡県出身なのでとんこつ味にしか慣れていない私ですが、とっても美味しかったです。
札幌駅からJR函館本線を北上して、小樽へと向かいます。生まれて初めての北海道だからか、車窓の景色にはしゃぐ子ども。
というわけで、JR小樽駅に到着ー。北海道は4回ほどしか来たことないはずなのに、小樽には3回目。ほぼ毎回小樽に来てるんですね…。個人的に、都心部から30分圏内ぐらいで電車移動できる場所が好きなのです。
そして、小樽に来た唯一の目的である、大好きな日本銀行旧小樽支店金融資料館に行ってみると……何じゃこりゃー!なんと10月まで改修工事のため、部分開館なんだそうです。えー。この歴史的建造物を見て、中の北海道開拓時代の金融システム発展の展示資料を読むのが好きだったのに。というわけで、ショックを隠し切れないまま部分展示を見てきたのでした。1億円の札束を持ち上げるコーナーとかは今も見学できます。通常開館は12月からだそうですよ。
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