横浜市港北区にある小机城址に行ってきましたよ。
小机城は、北条氏綱・北条氏康の頃に北条氏の勢力の一画を担う「小机衆」の本拠地で、
小田原城から武蔵国への勢力拡大の足掛かりしていた山城です。
JR小机駅から降り、線路沿いを進むと、正面に見えてくる山が小机城址です。
民家の合間に、「小机城址市民の森」への登り口があります。
城址は遺構を残しながらも、散策路がきちんと整備されています。
竹林が多く、竹の管理をしているっぽいおじさんが虫除けスプレーをかけてくれました。
本丸跡には門のようなものが。
すっかりお城大好きっ子になって一目散に駆け登ってゆく2歳の我が子。
本丸公園の隅にひっそりと建つ、小机城址の碑。
遺構にはあちこちに空堀が残されています。
空堀というのは、水で満たされていない堀のこと。
お城のお堀というと水が張っているのが常識のように思われていますが、
平城はそれでいいものの、平山城や山城になると空堀のほうが多いのです。
二の丸跡への道。
小机城址市民の森は迷路のように入り組んでいて、まるで当時の城を巡っているかのよう。
遺構以外何もない場所ですが、自然が豊かでとても癒される場所でした。
コメント