[ポルトガル篇] パルメラに行ってきた。(1)


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ポルトガル・アレンテージョ地方のエヴォラ(Evora)から車で西へ約1時間、セトゥーバル県のパルメラ(Palmela)の街にやって来ました。国道A2号線で首都リスボンまで向かう予定だったのですが、高速道路のインターチェンジを降りたらすぐお城があると聞いて、寄ることにしたのです。確かに、インターを降りたら10分もせずに小高い山の上の城に到着。

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パルメラの街の南の高台に広がるパルメラ城(Castelo de Palmera)。車で来た場合は城への登山道に自由に駐車できます。ここもなかなか味のある城のようです。

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旗が立っているところが、主郭部の最頂部の砦。ポルトガルの各地で見てきたどの城よりも、なんかカメラを構えている人が多いような……。

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あちこちで女性モデルとカメラ小僧たちが。日本でいうモデル撮影会をやっていました。ここは首都リスボンからも車で1時間ぐらいの好立地で集まりやすいし、いい廃墟の背景にもなるのでしょう。どこの国にもこういうコミュニティがあるんだな……。

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撮影会の邪魔にならないように、廃墟っぽい城内をいろいろと回りました。

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主郭部はとても開けていて、他の城のように城壁に囲まれているような感じではありません。テラス席のあるカフェがあって気持ち良さそう。

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主郭部の建物は城と一体化しているため、このように上に上がることができます。

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パルメラ城からの眺め。向こうに見えるのはサド川で、その手前に広がるのがポルトガル第4の都市セトゥーバル(Setubal)。ここのところ内陸の城ばかり見てきたので、海が広がっている景色はとても新鮮です。

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城はポサーダ、つまりホテルになっていて宿泊することができます。それにしてもリスボンから近い場所にこんなお城があるとは驚きです。


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