高松城に行ってきた。



香川県高松市にある高松城址に行ってきましたよ。JR高松駅、琴電高松築港駅のすぐそばに、高松城の遺構である玉藻公園はあります。現在は埋め立てられていますが、創建当時は海に面しており、この一帯は玉藻の浦と呼ばれていたために玉藻城という呼び名もあったのです。ちなみに天守閣は残っておらず、これは月見櫓。国の重要文化財です。


この城が海城であった名残が、この月見櫓の隣にある水手御門。門を出るともうそこは海ですから、船を停泊し、ここから参勤交代などに出かけていたんですね。なかなか機能的な海辺のお城だったようです。ちなみに、日本百名城の一つに数えられているこの高松城、現在は天守閣の復元に向けての運動が進められているそうですよ。


玉藻公園の中にある披雲閣。昭和天皇が宿泊されたなど由緒ある建物で、現在は国の重要文化財に指定されています。市民にも貸し出しているようで、茶会や集会などが開催されているんだとか。その周辺は内苑御庭になっていて、枯山水の美しい庭園が広がっています。


玉藻公園の隠れた名所になっている、「ど根性松」。え、どれって?岩の上に生えている松ですよ。確かに岩の上に育ってますよね。樹齢18年ぐらいの松なんだそうです。ということは、一時期話題になった「ど根性大根」よりも前からあるってことですよね。生命の神秘ですなー。


香川県なのでやっぱり、うどん。観光案内所でも、駅前や繁華街のうどん店を紹介するマップが無料で配られています。店ごとに、味やらコシやらが違うので、お好みの店を探すのも一興です。


高松港。ここから、小豆島など瀬戸内海の各地に向けて船が発着しています。高松自体生まれて初めて来ましたが、小豆島など離島には行ったことがないので、一度行ってみたいと思っています。それにしても、高松駅前は栄えてるなあ。


ということで、我らは船ではなく電車にて本州へ。高松駅から岡山駅まで、坂出駅や児島駅などを通過して向かいます。快速列車で1時間ぐらいかな。時間帯によっては混み具合が全然違うらしいのですが、この列車はガラガラ。甚平姿の子どもも、讃岐の山々に興味津々。では、いざ本州へ!

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