「歴史発想源/豊潤の行雲・士魂商才篇 〜外山脩造の章〜」、kindle版が発売開始!


毎日土曜日に配信中の『ビジネス発想源 Special』で連載中の「歴史発想源」。電子書籍版の新作がAmazonのKindleストアにて取扱開始となりました。

今回のタイトルは、『歴史発想源/豊潤の行雲・士魂商才篇 〜外山脩造の章〜』です。

今回の主人公は、外山脩造(とやま しゅうぞう)。阪神電鉄やアサヒビール、大阪ガスなど多くの会社の創業に携わって関西経済界の礎を築いた大実業家です。プロ野球の阪神タイガースの球団名も、阪神電鉄の初代社長である外山脩造の幼名・寅太にちなんでいるという噂も有名。

関西の発展に尽くした外山脩造は、関西ではなく新潟県の長岡の片田舎の庄屋出身。北越戦争で幕府軍と激戦を繰り広げた稀代の名臣・河井継之助の愛弟子であり、佐幕藩出身ながらその才能で大蔵省銀行課、日本銀行初代大阪支店長と維新期の金融界で大きく活躍することになります。

師匠の河井継之助、そして渋沢栄一や五代友厚はもちろん、幼馴染で日本医学教育界を作り上げる長谷川泰、さらには同時発売の「札幌開拓篇」の主人公・島義勇まで登場します。島義勇との出会いのシーンは「札幌開拓篇」とリンクしておりますので、2冊とも確認してみてください。

実はこの「士魂商才篇」は、筆者の私も「歴史発想源」の中で5本の指に入るほど大好きな章。外山脩造の士魂商才を見ると、これからの経済発展に必要なこと、そして長期的な経営を実現するための改善策がいろいろと見えてきます。ぜひご活用ください。


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