[ポルトガル篇] ポルトに行ってきた。(4)早朝のポルト


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ポルトガル北部の都市ポルト(Porto)のホテルに宿泊。窓の明るさでふと目覚めたら、まだ午前6時前。この季節のポルトガルは1日が長くて、夜も遅ければ朝も早い。せっかくなので早い時間にチェックアウトしてみる。上の写真は泊まったホテルのロビー。でも時間が早すぎたせいか、駐車場を開ける係の人が不在なのとゴミ収集車が朝の収集をしていて、ちょっと時間を食う。

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そして、この日は朝からポルトを出発する予定だったのですが、予定よりもかなり早い時間だったので、昨日にも行ってとっても眺めの良かったドン・ルイス1世橋へもう一度行ってみることにしました。歴史地区の中心街の駐車スペースも早朝すぎてガラガラだったので、橋に最も近い駐車帯に停める。

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昨日行った時と全く同じく、ドウロ川を眺めながら渡ります。ただ、写真では全く伝わらないと思いますが、昨日は夕方だったので西陽だったのに、今回は早朝なので東からの日光で、街の色合いというか輝き方が昨日とは全く異なって見えて、昨日とは違う感動がありました。来てよかった!

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ドウロ川の北岸、歴史地区側。丘の上のポルト大聖堂なども東側から照らされて、昨日とはまた異なった趣。

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ドウロ川の南岸、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア側。そもそも西側に向かってドン・ルイス1世橋の影が伸びているのが昨日とは全く異なる雰囲気を感じさせます。

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というわけで、昨日に続いて2度目のドン・ルイス1世橋を堪能して、さっそくポルトを発つわけですが、その前に橋の近くでポツンと空いていたカフェで、おなじみのパステル・デ・ナタとカプチーノの簡単な朝食をば。これで2ユーロ。客が全然いないし路上のテラス席もカウンター料金でいいよと勧められました。のどか。

さて、いろんな都市を巡りながらリスボンからポルトまで北上してきたわけですが、ここを折り返し点にして今度はポルトガルの南東部へと南下していきますよ。行きは高速道路A1号線で西のアラビダ橋(Ponte da Arrabida)を通ってポルト北岸に来ましたが、帰りは東のインファンテ橋(Ponte do Infante)を渡ってA20号線に乗ります。

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高速道路の途中で、サービスエリアに寄りました。日本のSAと同じく、ガソリンスタンドやレストラン、そしてトイレなどを兼ね備えたエリアです。前に書いたようにガソリンスタンドはセルフで支払いをコンビニのレジで行なうので、必ずコンビニが併設されています。でも日本のコンビニとは違い、イートインスペースが充実しています。

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ちなみに、そのイートインスペースでやたら美味しそうなクロワッサンが1ユーロで売っていて食べたくなり、いつもは英語が全く渡せない私も「ディス、ワン」とか言って指差せば通じるのですが、ここは離れたレジで注文しないといけないから、「あそこにある、チーズが降りかかったみたいなクロワッサンを……」とか説明して注文したら、

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2.5ユーロで全然違うパンを作られました。そして、大して美味しくないという。「海外にそれだけ行ってるんだから、英語が話せないなんてウソですよね?」と読者の方からいつも疑問視されますけど、実際僕の英語力なんて本当にこんなものなのです……。食べたいものも食べられないこんな世の中じゃポイズンなのです。

そんなわけで、どんどん高速道路を南へ南へと走っていきます。


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