小石川後楽園に行ってきた。(2)



かつて水戸徳川家の庭園だった、東京都文京区の小石川後楽園。

ここも後楽園の見所スポットの一つ、船着き場。
船がつけられる水路があり、横には異形灯籠。
中島にも雪見灯籠が見えます。灯籠があるとほんと雰囲気がいいですねー。


庭園北側にある梅林。もちろん梅の季節ではないので普通に青々してますが、

梅林といい菖蒲田といい、旬ではない場所もやっぱり和みます。


庭園内で最も高台になっているのは、八卦堂跡。

将軍徳川家光から文昌星像を拝領した徳川光圀がその像を安置した場所だそうで、
そこに至る愛宕坂という急な階段もまた見所の一つ。


八卦堂跡に至る階段から見た、庭園の様子。

菖蒲・藤・稲などの田が見えます。


円月橋。

徳川光圀が厚遇した明の儒学者・朱舜水が設計した橋だとか。
その名のとおり、水面にその姿を映る様子が満月に見えるとのこと。


朱色が美しい、通天橋。

このあたりは得仁堂や清水観音堂跡などの見所が密集している場所なので、
いろいろな人が写真を撮っていました。
周囲も渓谷っぽくていい感じ。


なぜか外国人観光客がたくさん写真を撮っていたアングル。

通天橋の下から、大堰川を渡月橋方面に見ています。
この小石の岸の感じが、外国人にとって風情があっていいんですかね…。


ちなみに、意外に知られていないのが、

後楽園の外の路地にひっそりと建っている、小石川後楽園展示室。
小石川後楽園の復元の際の状況などを写真で見ることができる展示室なのですが、
ここは無料で入ることができます。

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