蘇州に行ってきた。(2)



世界遺産の拙政園のあまりの人の多さに酔って、今度は徒歩圏内にある「獅子林」に行きました。こちらも世界遺産。明代の拙政園よりも古い、元代に造園された庭園。でも、こっちのほうが拙政園よりも狭い分、観光客がとにかく多い!とにかく人がどこにでもうじゃうじゃです。


庭園内は迷路のように入り組んでいますが、どこも人がびっしりです。みんな記念撮影をしまくっているので、どこも人間渋滞が発生してます。人が少なければいい景色なんだろうなあ…。


まるで咆える獅子のような岩が林立していることから獅子林と名付けられたこの庭園。とにかく奇妙で美しい岩があちこちにありますが、手足を掛けやすい分、よじ登ったりまたがったりしている観光客が多くて、めちゃくちゃでした…。朝一番など、観光バスの観光客が来ないような時間帯に来るといいかもしれませんね。


拙政園、獅子林を見た後に、あまりの暑さと人の多さに家内がギブアップしてしまい、中国四大名園の一つ「留園」や、世界遺産である蘇州最古の庭園「滄浪亭」などに行くのも断念。で、家内のリクエストで蘇州の繁華街に行ってみるも、日本などにも普通にある外資の店ばかりで、面白いところはありませんでした。


前回上海に来た時に上海在住の写真家・海原修平さんに連れていって頂いた薬膳鍋のお店を、家内が思いっきり羨ましがっていたので、蘇州から上海に戻って連れて行くことに。野菜類や茸類を中心とした健康的な具材がビュッフェ形式で食べ放題、たくさんの種類の中国茶も飲み放題で88元(約1,200円)。やっぱり美味しかったです。暑い夏は注文する人が少ないのか、鍋は手渡されるメニューには書いてなくて、壁に書いてありました。


というわけで、翌日は上海から北京へ移動です。上海を旅立つ前に、現地の人しか行かないような小さなお店で、小龍包と肉まんの朝食ー。


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