蘇州に行ってきた。(1)



蘇州に行ってきました。この日は家内も仕事が休みだったので合流。蘇州駅までは上海虹橋駅から新幹線で1時間程度で、便数もとても多いので簡単に行けます。中国の新幹線の乗り方は以前の記事を参照。そしてやってきました蘇州駅。蘇州の中心街は駅の南側に広がっているのですが、バスやタクシーのターミナルは北側。徒歩で行きたい方は、北側に出ると南側に抜けるのが非常に大変なので注意。


しばらく南に歩いてみることにします。蘇州の街はグルリと3km四方ぐらいの外堀に囲まれていて、駅はそのすぐ外です。駅から外堀を越え市内に入る平門橋は撮影スポットになっています。


10分ほど歩くと、蘇州のシンボルとも言うべき八角の塔が建つ、北塔報恩寺が見えてきました。『三国志』の英雄の一人である呉国の孫権が、母親の恩に報いるために建てたお寺なので報恩寺という名前があります。蘇州屈指の観光地の一つで、この日も狭い駐車場の中に観光バスが寿司詰め状態になっていました。


この日も気温は40度に達するほどの猛暑。とりあえず散策途中の料理店に入って、昼食を取りました。蘇州の店は、なぜか麻婆豆腐が安いお店が多かったです。この揚げパンとビーフシチューのようなひき肉の料理が、なかなかに美味しかった。小さな地元のお店ですが、店員さんや他のお客さんが子どもと遊んでくれました。


世界遺産でもある、蘇州随一の名園の名高い「拙政園」にやってきました。北京の頤和園などと並び中国四大名園の一つに挙げられる庭園で、明代に造成されたもの。でも行ってみてビックリ。確かにものすごいスケールの庭園なのですが、観光客の人数がすごい。どの路にも観光客がびっしりです。前日の上海嘉定区の秋霞圃に行った時の静けさとのギャップがあまりに凄すぎて唖然としてしまいました。


真夏なので園内の植物も繁っていますねー。


どこをどう写しても必ず人が写るんですが、写真では伝えられないぐらい、観光客がギュウギュウでした。そして中国人観光客はものすごくうるさいのと、ベンチで平気で寝そべったり風情ある岩に平気で登ったりするので、結構めちゃくちゃですね…。庭園自体は、素晴らしいと思います。


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