[中欧篇] デヴィーン城(4)/スロバキア


スロバキアの首都ブラチスラバの近郊にある名城・デヴィーン城の一番てっぺんまで登ってみました。今度は降りて、あの先に見えている塔の廃墟のところまで行ってみることにします。

デヴィーン城に登る階段はこのように急階段ではありますがしっかりとした作りになっているので、3歳次男も普通に上り下りできるぐらい。でもデヴィーンの集落を見下ろしながら急階段を降りていくのはなかなか気持ちが良かったです。

降りてきました。今度はあの塔まで行ってみます。

塔の中まで入ることができますが、建物としての機能は完全に壊されていて、廃墟となっています。ナポレオン率いるフランス軍の猛攻のすごさが伺えます。

塔から見たドナウ川。ボートが気持ちよさそう。

塔の内部は特に何もないのですが、その塔から見るデヴィーン城のアングルが、最もカッコよく撮れるのではないかと思ったり。塔のほうはスルーする観光客も多いようですが、ぜひこのアングルで写真を撮るために行ってみてほしいです。

橋の下の堀を覗き込むと、うちの子どもたちが騎士の鍛錬ゲームのようなものをやっていました。弓矢で的を狙ったり、揺れ動く麻袋を避けながら突破したり、的を槍で突いたりする鍛錬らしいです。スタッフのお姉さんが一緒に楽しませてくれた様子。

そしてデヴィーン城といえば、少し斜面を見下ろすと小さな岩の上に小さな見張り等が建っていて、それがシンボル的に紹介されることが多いです。そこまで下りる時間がなかったんですが、川辺からこの塔と城を見上げるアングルも、かなり良さげ。

というわけで、じっくりと堪能したデヴィーン城を後にします。かなり気に入ってしまったので名残惜しいけれど、また来れるといいな。ウィーンを観光するという人にはお勧めしまくるとしますか。ちなみに4月〜10月までしか一般公開されていないそうなので、ご注意を。

こうやって外観を見ると、なんだか沖縄県の勝連城を思い出します。姉妹提携とかしてもいいかも。

城の周囲の牧草地帯では牛やヤギなどの家畜が放し飼いになっていて、とてものどかです。こういうのが、日本の城にはないヨーロッパの城の魅力と言えます。

城門へと降りていきます。デヴィーン城の入城料は確か大人4ユーロぐらいだったと思いますが、その値段では十分すぎるほど魅力的なお城でした。子どもたちもかなり印象に残った様子。また行きたいなー。


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