[中欧篇] 古城ホテルに泊まってみた。/スロバキア


今回の旅行では、一泊は古城ホテルに泊まれたらいいなと思っていました。一昨年にフランスの古城ホテルに泊まってその魅力にハマってしまったものの、翌年のスイス旅行では残念ながら縁がなかったので、今度こそはと。すると、ちょうど移動中のスロバキアで古城ホテルが一泊空いていて予約ができました。

その名はシャトー・ベラ(Hotel Chateau Bela)。なんかエノテカかどこかでワインのラベルで見たような名前だな…と思っていたらまさにその通りで、この一帯は城の当主の持つワイン畑が広がっています。

首都ブラチスラバやデヴィーン城などからは160kmぐらい離れていて、高速道路ではなく一般道で走ったので車でおよそ2時間半程度。電車やバスなどがなく車でしか来れない場所なので、レンタカーでよかったです。

僕らの部屋。家族で泊まったのでとても広い部屋を用意してくれて、ベビーベッドまで用意してくれました。結局0歳6ヶ月の三男ではなく、3歳次男が気に入ってベビーベッドで寝てましたけど。

古城ホテルは「お城風」ではなくれっきとした歴史あるホテルなので、部屋の中も中世のように美しい調度品にあふれています。しかも観光地のお城は展示しているだけですが、座るのもくつろぐのも宿泊客の自由。

チェスやトランプを楽しむための机。

日本や中国の一般のホテルだと、ロビーのソファーに利用客がだらだらと行儀悪く座っていることが多いですが、古城ホテルの宿泊客はほんと皆さん品が良くて、空間に溶け込んでいます。

バーもあります。

庭もめちゃくちゃ広い。あとで知ったのですが、ワインの「シャトー・ベラ」に描かれているお城の外観は、あの噴水からこちら側を撮ったものでした。あそこまで歩いてみればよかった。

プールもあります。今回は子どもたちと家内は水着を持ってきており、楽しく泳いでいました。でも真夏だというのに意外に涼しくて、夕方になると水の中はめっきり冷たくなって早々に上がってました。でも広いサウナもあるし、卓球台のある部屋もありました。

レストランも城内にあったため、夕食はそこで食べることに。すごく田舎なので周囲に全く飲食店がないのです。料理の写真を撮り忘れてしまいましたが、とっても美味しくて子どもたちも大満足だった様子。

食事中はずっとバイオリンとピアノの演奏があり、バイオリニストの方は子どもたちにもサービス精神旺盛。

朝食は広い庭園の見える部屋でのビュッフェ形式。ヨーロッパのホテルの朝食はフルーツやヨーグルトが充実しているので、子どもたちもしっかり食べてくれます。

ということで、楽しい一泊を終えて出発…! と思ったら、レンタカーの鍵をどこかに紛失するという痛恨のミス。車が動かないとどうにもならないので1時間ぐらい必死に探し、無事にフロントに届けられていて本当に助かりました。心臓が止まりかけました…。

ということで、ここから南へと走ってハンガリーへと向かいます。

 


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