歴史物語『門司戦記』、「Timestage Mailmagazine」にて連載中。


Timestageメールマガジン」にて、歴史物語『門司戦記』を実験的連載中です。
ものすごくマイナーな歴史上の出来事なので誰も読んでないかなと思いつつ書いていますが、
意外にちょくちょく感想などを頂けてます。

永禄四年(1561年)に毛利氏と大友氏との間で起こった「門司城の戦い」を描いてますが、
連載では毛利軍の総大将・小早川隆景が門司城に入城し、
これからいよいよ、毛利軍と大友軍の壮絶な激突が始まるというところです。
門司城は企救半島(きく半島=福岡県北九州市門司区)の北端の山の上にあり、
地図だけ簡単に見ると、南側を包囲されたら勝ち目はなさそうに見えますが、
実際には南側は天険の崖で攻めにくく、
海のある北西側から明神曲輪(みょうじんくるわ)→出丸と登っていかないと
山頂の本丸にはたどり着けない構造になっていました。
現在でも、山頂へ車で登るルートはそのようになっています。
その入口まで行くには、山と海に挟まれた細い平地を通っていかなければならないため
大軍で攻めることができないので、門司城は難攻不落の城だったのです。
逆に、入口が海側だから水軍に強い毛利軍のほうに利があったわけです。
となると、大友軍が門司城を攻めるために必要なことと言えば、
そう、門司城の内部に……というわけです。
これから、いよいよ毛利と大友の死闘が始まります。
遅々と進む執筆ですが、よろしければ最後までお付き合い頂ければと思います。
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