[スイス篇] ベリンツォーナ(2)カステルグランデ


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「ベリンツォーナ旧市街の3城と防壁・城壁群」がユネスコ世界遺産に登録されているスイスの都市・ベリンツォーナ(Bellinzona)。まずはその3城の中で最も旧市街に近いカステルグランデ(Castelgrande)に。城壁を伝って、この塔へと登ることにします。入城料は無料で開放されているのがステキ。

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この鉄骨の螺旋階段をぐるぐると登っていきます。ちなみに登り用と下り用で交互に螺旋になっているので、下りてくる人とぶつかることはありません。

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カステルグランデの塔から見た北側の眺め。通ってきたメゾルチーナ渓谷は真正面の山合いです。右側に見えているのがベリンツォーナ駅。

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逆側の南側の風景。下には城内の芝生と市立博物館が見えます。円形のくぼみになっている左側が城門で、そこから入ってきました。向こうに見える山に沿ってずっと南下していけばルガーのの方角で、その先がイタリアになります。

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塔から東側を見た風景。すぐ目の前には世界遺産の3城のもう1つ、モンテ・ベッロ城(Castello di Montebello)が見えます。かなりこちら側の麓まで、また右にも城壁が長く繋がっている様子がわかりますね。そしてさらに向こうの高台の上にちょこんと見える白い建物が、3城の残る1つ、サッソ・コルバロ城(Castello di Sasso Corbaro)です。

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塔から西側を見た眺め。もう一つの塔と下の芝生、そしてその先に城壁が伸びているのが見えますね。ちなみにこの登っている塔がトッレ・ビアンカ(Torre Bianca)、あっちの塔がトッレ・ネラ(Torre Nera)と呼ばれています。トッレ・ビアンカは「白い塔」、トッレ・ネラは「黒い塔」という意味。確かに。

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塔はこんな感じの窓。

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下に降りてきました。城内には岩肌があちこちに露出しており、大きな岩山の上に建てられた城であることが分かります。

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城壁もかなり広域に張り巡らされていて、見所多し。

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城壁は内側が通路になっており、6歳長男も階段を見つけてはすぐ登って歩きたがります。迷路のような楽しさがあるようです。

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そして西に向かってずっと伸びている城壁。かなり長そうなのでほとんどの人が引き返すのですが、城壁の向こう側からの城の外観はきっと美しいだろうと直感して、ちょっと行ってみることにします。


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