臨済宗霊亀山こと天龍寺に行ってきました。
世界遺産「古都京都の文化財」の構成遺産の一つでもある有名な天龍寺なのですが、
実は私が天龍寺が嵐山にあるとは知らず、渡月橋を見たついでに自転車を走らせて
たまたま見つけたのです。ラッキー。
ちなみに天龍寺を開基したのは、室町幕府の初代将軍である足利尊氏です。
天龍寺と言えば達磨図。
庫裏や方丈などあちこちに前館長平田晴耕老師が描いた同じ達磨図があるそうで、
方丈の床の間の達磨図はたくさんの観光客が庭から写真を撮っていました。
美しい曹源池庭園。
700年前からほとんど変わっていないそうで、わが国初の史跡特別名勝指定の庭園なのだとか。
ちなみに曹源池の名は、夢窓国師が池の泥をあげた時に「曹源一滴」と刻まれた石碑が
池の中から出てきたことにちなむんだそうです。
多宝殿の脇を抜けると、さらに広い庭園が広がっています。
昭和年間に整備された、百花苑と呼ばれる庭園です。
百花苑から曹源池庭園の奥をぐるりと回る高台の道もあります。
天龍寺の伽藍が見下ろせる場所は「望京の丘」とも呼ばれる景勝地でもあります。
出口に並ぶ鬼瓦。
嵐山駅のホームには、足湯があります。
嵐山駅でレンタサイクルを借りた人には足湯の無料券がサービスでついてくるので、
貸自転車を返した後は、電車が来るまで足湯でまったりと過ごしました。
コメント