上海に行ってきた。(1)



というわけで、中国の上海にやってきましたよ。3度目の上海上陸です。上海に来ると毎回「良い時期に来ましたね」と言われるほど、毎回ものすごく良い天気なのですが、この日もすごく晴天に恵まれ、気温は摂氏40度を超えるほどの猛暑。私は九州出身で、最近は東京もヒートアイランド現象で九州より暑いなーなんて感じていますが、上海の暑さは東京よりもはるかにすごいですね…。


ということで、上海の人々の憩いの場となっている中山公園にてしばし涼むことに。中山公園は地下鉄2号線、地下鉄3号線、地下鉄4号線の「中山公園駅」にあります。ちなみに中山公園の中山というのは、辛亥革命を起こして中華民国を建国した孫文が死後に「孫中山」という敬称を受けたことに由来します。中山公園のあちこちでは太極拳踊ってる人やら将棋を打っている人やら、いろいろいます。芝生には入れないんで、芝生にゆっくり寝そべりたい人は、もうすこし南に歩いた天山公園がいいかと。


中山公園駅付近は抜群のアクセス性から、多数のショッピングモールが連立し、その中身はまるで迷路のようになっています。飲食店フロアだけでもものすごいお店の数で、食事をするには全く困らない場所だったりします。地下にはカルフールがあり、そこで中国国内連絡用のSIMフリーのボロい携帯電話を350元(約4,900円)ぐらいで買いました。地図などが使えるようにスマホを買うなら、2000元(約28,000円)ぐらいでした。


高層フロアから写した上海の景色。郊外まで高層ビルがぎっしりですね。


直射日光が暑く40度近い猛暑のため、バス停もこの通り、わずかにできた後方の日陰の中に人間がビッシリ。ギュウギュウですね…。ちなみに上海はバスが発達しすぎているのですが、その路線があまりにも複雑すぎるので、上海に長く住んでいる日本人の方でも覚えるのがすごく難しいんだとか。


あまりに暑いんで、次の用事まで目的地の近くの台湾系のカフェでまったり。30元(約420元)ぐらいの梅茶と30元ぐらいのデザートを頼んだら、大きなポットに入った梅紅茶と、山盛りのフルーツとあずきとかき氷の上にアイスが載ったものがやってくる。いや、美味しいんだけど、むちゃくちゃ多いよ…。ちなみにポットのお茶も、なくなってくるとウェイトレスさんがお湯を注いでくれます。そして、足元にはどの席にもコンセントがついていて、PCで仕事をしている人やスマホを充電している人などもたくさんいました。


夜は、初めて上海に行った時からひたすらお世話になっている上海在住のカメラマン海原修平さんに、お知り合いの元力士さんが経営されているというちゃんこ料理店に連れていって頂き、上海在住の皆さんと一緒に食事会。海外の日本料理はガッカリすることが多いのであまり食べないのですが、ここお店は鍋も小皿も全部美味しかったなー。そして海原さんをはじめ上海の皆さんに、いろんな上海事情をお聞きできてとても勉強になりました。


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