ポルトガルを代表する歴史的建造物の一つとも言える、ユネスコの世界遺産にも登録されているエヴォラ大聖堂(Se de Evora)。セット券を買うと、チケット売り場の横から回廊(Claustro)に入ることができます。これはかっこいい。
回廊の四隅にテラスへ上がる石の螺旋階段があり、庭園を上から覗き込むことができます。
回廊越しに見た大聖堂。回廊は14世紀に建てられたゴシック様式のものですが、大聖堂との調和がとても荘厳で美しいです。
こっちはファサード側。花崗岩の色の渋さが歴史を物語っているかのよう。
それにしても、大聖堂の上の塔はさらに6つの小さな塔に囲まれており、独特な形をしていますね。実は小さな6つの塔は、中心の大きな塔と同じ形で縮小したものなんだそうです。
エヴォラ大聖堂の前にあるローマ神殿(Temple Romano)。エヴォラ大聖堂よりはるかに古い時代である1世紀、初代ローマ皇帝アウグストゥスを祀るために建てられたもので、女神ノ名を取ってディアナ神殿とも呼ばれます。残念ながら立ち入りは禁止。
その北側の庭園からローマ神殿とエヴォラ大聖堂を見たところ。ここはエヴォラでも一番高い位置にあり、ここから街を広く見渡すことができます。
エヴォラ歴史地区の交通の中心地とも言えるジラルド広場(Praca do Giraldo)から見える、サント・アンタオン教会(Igreja de Santo Antao)。
そんなこんなで、ちょっと駆け足気味でエヴォラの街を散策したのですが、その歴史ある街並みはとても興味深いものでした。名残を惜しみつつ、次の街へと出発します。
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