[ポルトガル篇] エヴォラに行ってきた。(3)エヴォラ大聖堂


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ユネスコの世界遺産に登録されているポルトガルのエヴォラ(Evora)旧市街地。その中心的シンボルとも言えるエフォラ大聖堂(Se de Evora)に到着しました。大きい!

12世紀末に建てられた小さな大聖堂が、文化と政治の流入によってどんどん増改築を繰り返され、ゴシック様式、マニュエル方式、バロック方式とその時代の流行をどんどん取り入れて、ポルトガルを代表する建築物になりました。

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カテドラル(So Catedral)。ちなみに入場料金はカテドラルだけなら1.5ユーロ、回廊(Claustro)もセットなら2.5ユーロ、さらに塔(Torres)もセットなら3.5ユーロ、美術館も入れたフルセットなら4.5ユーロだとか。3.5ユーロの券を買ってみた。

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セットチケットなので塔に登れますが。塔というから尖塔の一つの内側を上まで行けるだけなんだろうなと思っていたら、広大な屋上テラスに出ることができました。

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エヴォラ大聖堂の屋上テラスから見た市街地の景色。美しい。

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エヴォラには1559年にはイエズス会によってエヴォラ大学が創立されており、イエズス会が追放される1750年代までは文化の中心地として栄えました。

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エヴォラ大聖堂は鐘楼も独特の形をしています。

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ちなみに、戦国時代に日本から伊東マンショら少年4人が天正遣欧少年使節団としてポルトガルに派遣されたことは有名ですが、このエヴォラにも到着していたことが記録されています。そんな日本とのつながりがあるというのも、ロマンを感じますね。


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