7月2日、東京有楽町にて勉強会型イベント「発想源ライブプレミアム」を開催しました。
今回の特別講師にお招きしたのは、ご自身も測量士として数多くの橋梁測量を手がけられた、
株式会社興和設計工務事務所の浦恒博社長です。
以前に『ビジネス発想源 Special』にて「測量士・浦恒博の基礎論」を連載して頂きましたが、
日本のインフラを支える測量の現場の話から見える、いろいろなことを語って頂きました。
今回、浦社長の発表の中でたくさんの写真が使用されたのですが、
測量の現場でしか見ることのできない、一般人の我々の知らないものがいろいろ飛び出して、
私もついついのめり込んでしまいました。測量現場の写真はなかなか目にすることはできないです。
同社には営業専門部署がないそうですが、それなのに測量の依頼が同社に次々やってくるのはなぜか。
それを探るべく、同社が日々心がけている意識や取り組みなども多数ご紹介頂きました。
浦社長には同社で現役で用いている測量機器を会場に盛って来て頂いて、
開始前と終了後に来場者の皆さんに実際に見てもらいました。私も覗いてみました。
幼い頃から測量業務を見るたびに「何が見えているんだろう」と不思議でしょうがなかったのですが、
とうとう実際に見ることができて、嬉しい限り。
浦社長の話の中に度々登場し、浦社長のブログのタイトルにもなっている
「きちんと、測る。」という言葉は、同社の経営理念にもなっています。
創業者である先代社長の熊谷勝巳氏が残された言葉だそうで、
同社の社内にもこのように常に伊能忠敬の姿と共に飾られているのですが、
「新しい経営理念の言葉を作ろうとしても、これ以上の言葉は全く思いつかない」と、2代目社長の浦さん。
第2部では、浦社長の私のトークセッションということで、私の大好きな橋梁の話から、
受講者の皆さんの質問を浦社長にお答え頂くコーナーに。
そして第3部では、私から「マーケティング発想源」と称して、
今後のPR戦略に必ず必要になっていくと思われるあることについて発表させて頂きました。
受講者の皆さんの終了後のアンケートで、好評の声をたくさん頂きました。嬉しいです。
私も、とても学ぶことが多く有意義な勉強会でした。
ご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました。またやりたいですね！
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