『歴史発想源 〜先導の烈火・民力醸成篇〜』kindle版、登場!


『ビジネス発想源 Special』に連載中の「歴史発想源」、電子書籍版の第6弾が発売開始となりました!

今年1月〜2月に連載してとても好評を博した、「先導の烈火・民力醸成篇」のkindle版が、万を持してamazonのkidleストアに登場。
土佐の蝙蝠・長宗我部篇」「佐嘉の赤熊・鍋島藩祖篇」「永遠の帝都・ローマ建国篇」「出羽の驍雄・最上藩祖篇」「和魂の酋長・南洋雄飛篇」に続く6冊目となります。

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今回の主人公は、多くの人々を津波の災害から救った「稲むらの火」の逸話で有名な商人・濱口梧陵(はまぐち ごりょう)ですが、濱口梧陵の凄さはその津波の時の判断だけではありません。

後世何百年にわたって津波から街を守る堤防を築き上げたり、後に東京大学医学部となる種痘所の再建を支援したり、勝海舟や関寛斎など有能な人物の若き日をバックアップしたり、和歌山県初代県議会議長になって県民に県政の意識を植え付けたりと、数多くの偉業を残しています。

そしてそれらの偉業の全てが「官に頼らない民力」「自分で考え自分で行動する力」を人々が持ち、人々が幸せになるためという一本の軸によって築かれています。彼の偉業を見ていくと、現代人が必要としていること、経営者がやらなければならないことがたくさん見えてきます。

これまでの「歴史発想源」の中でも読者の皆さんから特に反響が大きかった章で、筆者の私も今までで1、2位を争うほど好きな章でした。

連載時よりもさらにビジネスコラムを書き下ろしたり、参考地図をつけたり、風景紀行が増えたりと、いろいろと加筆してありさらに分かりやすくなっています。

kindleの専用端末をお持ちではなくても、無料アプリを使えばお手元のスマホやタブレット、PCなどでも読むことができます。私もiPad miniやiPhoneなどで読んでいます。よろしければぜひ、ご一読下さいませ!


『歴史発想源 ~先導の烈火・民力醸成篇~/濱口梧陵の章』 (「ビジネス発想源」シリーズ) [Kindle版]


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