昨日の記事のクイズですが、実は長野県に来ております。長野県内でいくつか仕事があったのですが、その合間を縫って、県内の行きたい史跡に思いっきり行ってきました。
まず最初に行ったのは、小諸市にある小諸城跡。天守閣はありませんが、日本百名城の一つにも挙げられ、歴史ファンからは人気の高い城の一つです。
小諸城三の門。小諸駅から徒歩５分ほどのところにあります。この中に、城址を含む懐古園という公園が広がっています。
本丸跡には懐古神社が。小諸城は仙石秀久によって整備された城郭で、街よりも低い位置にある珍しい形をしているお城です。
次に行ったのは、上田市にある上田城跡。こちらも天守はないのですが、日本百名城に数えられます。上田城と言えば、ＮＨＫの「ＢＳ熱中夜話」という番組でお城マニアたちが選ぶ「好きな城ベスト10」でも1位に輝いたほど、歴史ファンの中では屈指の人気を誇る名城です。
上田城は、名称・真田昌幸により築城された城で、徳川家康の大軍勢による攻城を２度も撃退した名城として知られます。一見、何の変哲もない平城なのですが、近年の研究でその構造に大きな防御の工夫が散見されることが分かってきているそうですよ。
真田十勇士のパネルとかもありましたよ。NHK大河ドラマ『天地人』の原作者・火坂雅志氏が今年から『真田三代』という歴史小説を連載開始することなどもあり、上田城はこれからますます人気が出そう。
で、上田駅前には、昌幸の次男・真田幸村の銅像があります。六文銭の旗の時計もシブい。真田幸村は『戦国BASARA』や『戦国無双』などのゲームの主人公として若い女性たち（歴女）にも人気が高まっています。歴史マニアには幸村の本名「真田信繁」で呼称を統一したいという人も多いようですが、しばらくは真田幸村の名は消えそうにないですね。
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