[スイス篇] バーゼル（３） バーゼル大聖堂

トラムに乗ってバーゼルSBB駅まで行くつもりが、進路が違っていて仕方なく歩いて行くことに。ヴェットシュタイン橋（Wettsteinbrucke）を渡りますよー。

ライン川に架かるヴェットシュタイン橋から見た、北岸。ちなみにライン川が貫くバーゼル市は、北岸を小バーゼル、南岸を大バーゼルと呼ぶそうです。向こうには観光名所にもなっているミットラレ橋（Mittlerebrucke）が見えています。

バーゼル大聖堂の尖塔が南岸に見えてきました。今回は時間がなくて諦めていたバーゼル観光ですが、せめて大聖堂だけでも見てこようと決めました。

橋を渡って右に曲がり1分ほど小路を歩いて行くと…。

開けたミュンスタープラッツ（Munsterplatz=大聖堂広場）に出てきました。みんな見上げて写真を撮っているので、東側を見上げてみると…

うわ、デカいっ！ バーゼルのシンボル的建築物、バーゼル大聖堂（Basler Munster）です。マルティン塔とゲオルグ塔と呼ばれる２つの塔が、まるで天を衝いているかのよう。

6歳長男も頑張って写真に収めてます。カメラを縦にしても全部が写らない…。スイスでは白い教会が多かったので、こういう赤い教会は珍しい気がします。

広場の突き出た一角にやたら人が集まっているなーと思ったら、ここからだったら何とか大聖堂がカメラに収まる位置でした。

バーゼルの有名な観光名所といえば赤いバーゼル大聖堂ともう一つ、赤い市役所（Rathaus）で、大聖堂からも歩いて数分のはずなのですが、今回は電車の時間に間に合いそうにないので諦めて、市街地を抜けて駅に直接向かいました。市街地の路面電車の区域が工事中で、行きや帰りにトラムのダイヤが乱れていた理由をここで初めて知りました。

駅前の庭園、エリーザベテナンラーゲ（Elisabethenanlage）を通って駅へ。小便小僧かと思ったら、白鳥のほうから水出てる…。

 

ようやくバーゼルSBB駅に到着。歩いてみて強く感じたんですが、バーゼルはまだまだいろんな見所がある気がします。いつかまたゆっくり回れる日が来たらいいな。位置的に、ドイツ観光やフランス観光のセットにもしてもいいかもですね。

帰りはバーゼルSBB駅からチューリッヒ中央駅に直通の高速鉄道がありました。ちょっと混んでてかろうじて座れたのですが、レンツブルグやバーゼルを歩き回って疲れた長男は電車の中で遅い昼寝。そして乗車時間は1時間15分ほど、すっかり暗くなった頃にチューリッヒ中央駅に到着。

スイス最後のディナーは宿泊地の近くで見つけた賑わっているイタリアンレストランで。長男が美味しそうに食べているのでウェイターさんが声をかけてきて、職人がピザを窯で焼くところなどを見せてくれました。