[中欧篇] プレジャマ城(3)/スロベニア


ギネスブックにも「世界最大の洞窟城」として掲載されているという、スロベニアにあるプレジャマ城(Predjamsk grad)。本当にお城が洞窟にめり込んでいるというか、お城と洞窟が一体化しているような不思議なお城です。

窓から外はとても明るくて暑いんですが、お城の中は薄暗くてひんやり。夏は過ごしやすそうですが、冬はめちゃくちゃ寒さが厳しんだそうですよ。

岩の中に吸い込まれるような入口があります。岩盤をくり貫いているんですね。で、入ってみると…

うわっ、ずっと上まで洞窟が続いている! 当時はこの岩窟の中を脱出路や食料庫などが張り巡らされていたそうです。

本格的な洞窟だなあ…。3歳次男も探検家気取りで楽しく登っています。

すごく奥の方まで来ると、外界はぽっかりと小さな穴の中に。真っ暗というわけではないですが、なかなかのスリルが味わえます。

そんなわけで、プレジャマ城を出ました。音声ガイド機を借りた場合はここで返します。くれぐれもプレジャマ城内はトイレがないのでご注意を。

プレジャマ城を後にします。改めて見るとやっぱりとてつもないインパクト。今回は時間がなくて行っていませんが、まだまだ下にも行くことができますから、下から見上げた写真を撮るのもいいかと。

今回は赤ちゃん連れのためポストイナ鍾乳洞は行けませんでしたが、プレジャマ城に来られる方はぜひセットで、真夏の間だけはポストイナ鍾乳洞からここまでバスが運行しているんだそうです。

すぐ真下への駐車場へと戻ります。ここからは西のアドリア海に出てみたいところですが、今回その余裕がなく、再びポストイナから高速道路E61号線を首都リュブリャナ方面の東へと引き返し、今度はスタート地点であり最終地点のオーストリアを目指します。

E61号線で首都リュブリャナを超えて、さらに北へ。どこか忘れたけどサービスエリアの写真。こまめに休憩は取るようにしています。


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