[ドイツ編] ハイデルベルク城に行ってみた。(2)



ハイデルベルク城の南側の入り口である城門塔と橋楼。堀に架かる石橋がカッコいいです。北側の入口で買ったチケットで南側から出てもまた再入場できますが、その際にチケットに切れ目を入れられて次からは再入場できなくなります。


西側のシュトゥックガルテンから見たハイデルベルク城内。戦争の爪痕が随所に残り、まるで廃墟のような壁面になっています。焼けた煉瓦色が何とも哀愁を誘います。ちなみにシュトゥックガルテンとは、大砲の庭園という意味だそうです。


テラスのように、シュトゥックガルデンからの眺望もまた美しいです。「古い橋」という意味のアルテ・ブリュッケの異称も持つ、ネッカー川に渡るカール・テオドール橋も見えますね。


シュトゥットガルテンでもたくさんの屋台が立ち並んでクリスマスマーケットがにぎやかに開かれています。この日は大雨で寒くて体も冷え切っているのでグリューワインでも飲みながら眺望を楽しみます。クリスマスマーケットのグリューワインの大半はデポジット制になっていて、飲み終わったカップやグラスは返すと容器代が戻ってきますが、そのまま容器代をもらわずに記念に持って帰ることもできます。


同じくシュトゥットガルテンで人が並んでいたのは、何という名前かは忘れましたが、焼きたてのスペアリブをパンにサンドした食べ物。余りの人気ぶりなので、私も買って食べてみることに。寒いだけあってとっても美味しいです。ホットドッグはケチャップやマスタードをかけますが、この食べ物にはステーキソースをかけてました。


まだまだハイデルベルク城を堪能したくて、再び城内に入ってうろうろと。中庭から見たオットハインリヒ館の方向。左にはガラスの広間棟があり、その下にはお土産物屋さんがあってポストカードなどが買えます。


オットハインリヒ館を間近に見ると、彫刻の美しさも際立っています。この建物はドイツで初めて建てられたルネサンス建築の建造物なんだそうです。中には薬についての展示をしている薬事博物館もあります。


ということで、佇まいも景色も抜群によかったハイデルベルク城を、予定時間を大幅に過ぎるほどに堪能して、出ることにします。帰りも行きに来た北のテラス側から出ていくことにします。いやあ、とっても素晴らしい城塞でした!雨で寒くて暗かったので、晴れている時にも来てみたいです。


コメント