この季節のポルトガルは日が沈むのがとても遅く、午後8時頃でもこの明るさ。夕暮れの首都リスボン(Lisboa)を散策。いろんなお店が集中するガレット通り(Rua Garret)やカルモ通り(Rua do Carmo)なんかを歩いていきます。
リスボンの名物にもなっているサンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)。斜面の多いリスボンですが、低地のバイシャ地区と高所のシアード地区を結ぶために作られたリフト。めちゃくちゃ人が並んでいました。バリアフリー化で日本にもどんどんエレベーターはできているのだから、こうやってリフト自体を観光名所にする発想が必要かもしれませんね。
無印良品もあるのかー。
なんだこの時計……。でもこのALE-HOPという店は、スペインとポルトガルに100店舗近く展開する若者に人気のプチプラショップで、女性向けの安くてかわいらしい雑貨がたくさんあったので、女性へのお土産をいろいろと買ってみたり。
リスボン観光の中心地となるペドロ4世広場(Praca Dom Pedro IV)。中央に高く立つ像が広場の名前となっている、ブラジルを独立させてその初代皇帝となったペドロ4世(ブラジルでは「ドン・ペドロ1世」。リスボンの交通の中心地なので一般的には公共広場の意味のロシオ広場(Praca de Rossio)と呼ばれています。
ロシオ広場の西側にあるサン・ドミンゴス教会(Igreja de Sao Domingos)。
まだまだ明るいけど、もう夜9時過ぎてます。そろそろ夕飯食べないと。基本的にこういう路面店は便利だけど高くて美味しくないというケースが多く、しかも店員が呼び込みをやっているような店はだいたいハズレ。そんなわけで、ちょっと外れたところに美味しそうな店を見つけて入ってみる。
お客さんも多い人気店のようで、メニューの中でこの店の名物料理として一押しされていた料理を注文してみる。……うわ、なんだこの雑な料理!こんなの美味くないだろ……と恐る恐る食べてみたら、これが案外美味い!
後で知ったんですが、これはフランセズィーニャ(Francesinha)という、北の都市ポルトのB級グルメ的な郷土料理なんだそうです。サンドイッチにチーズとソースをたっぷりかけて焼いたような料理。ポルトではポルトの料理じゃなくてアレンテージョ料理を食べちゃったので、ここで食べられてよかったよかった。
予想以上に美味しかったので、同じ店で飾られていて気になっていたムースのデザートも注文してみた。美味い!
そんなこんなで、リスボンの夜はふけていくのでした。
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