[ポルトガル篇] リスボンに行ってきた。(5)サン・ジョルジェ城


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ポルトガルの首都リスボン(Lisboa)のアルファマ地区(Alfama)の坂を登っていって到着したのが、サン・ジョルジェ城( Castelo de Sao Jorge)。いわばリスボン最大の観光地でもあり、この日も平日なのにチケット売り場には行列ができていました。

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城内に入るとすぐに広場が。そしてその壁際にはたくさんの人が並んでいます。景色が良さそうだぞ。

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サン・ジョルジェ城からのリスボン市街地の眺め。うわー綺麗! テージョ川(Rio Tejo)に架かる4月25日橋(Ponte 25 de April)も、対岸のアルマダの有名なクリスト・レイ像(Cristo-Rei)もくっきりと見えていますね。

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サン・ジョルジェ城の広場はさらに北側へと広がっています。

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リスボン市街地の北側の内陸部の様子。赤い屋根が密集していて、すごく歴史を感じますねー。この美しさがなかなか写真では伝わりにくいんですが、本当にもう鮮やかです。

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サン・ジョルジェ城の主郭部に入っていきましょう。この城は5世紀の西ゴート族が支配していた頃にはもう城塞が作られており、その後もムーア人、キリスト軍、そしてポルトガル王国と、その支配者が常に本拠地とした要衝です。だから城の中にはいろいろな時代を思わせる場所が点在しています。

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ポルトガルの城は必ずと言っていいほど、城壁の内側を歩くことができるようになっています。もちろん左側に見えている城壁や砦の上も登れます。だから、城塞全体が迷路のようになっています。

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主郭部。前に城壁に登るための階段が見えますね。けっこうな高さです。

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城壁の上部。ポルトガル各地の城の城壁の通路は人が1、2人通れる程度の狭さが普通でしたが、さすがにここはとても広いです。かっこいい。


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