チェコのプラハに行ってみた。(4)



昨夜から降り続いた雪でプラハの街は一面の銀世界。この日は霞も晴れて遠くまで見渡せます。それにしても美しい街並みだなあ…。「世界で最も美しい街」と評する詩人もいるのもうなずけます。


昨夜は入ることができなかった、プラハ城の中の聖ヴィート大聖堂。プラハを代表するゴシック建築ですが、これ、写真では分かりにくいのですが、ものすごく大きい建物なのです。どれぐらい大きいかというと…


下のほうに人間がいるのが見えますか?人間と比べてみると改めてその大きさにビックリしてしまいます。でけー。14世紀から建て始めて20世紀の1929年にようやく完成したんだそうですよ。


市内は地下鉄がありますが、市電のトラムが便利。24時間100コルナ(約500円)のフリーパスを購入すれば気軽に乗れて市内のどこでも簡単に行くことができますよ。山の上にあるプラハ城も、トラムの22番線に乗ればあっという間に登れます。数分おきに来るので便利。ただ、チケットは地下鉄の駅など限られた場所でしか買えないので、買える時に買っておくべし。


そして最後に、百塔の街プラハ最大の名所であるカレル橋をもう一度渡る。30もの彫刻が建ち並ぶ、ヴルタヴァ川最古の石橋です。この日もたくさんの観光客が行きかっていました。向こうにはプラハ城が見えてますね。


というわけで、ホテルに戻って帰国準備。それにしてもこのホテルは本当にステキでした。あちこちにクリスマスツリーが飾られ、キャンドルで彩られて美しく、そして朝食がとにかく美味い。日本人に一人も遭遇しなくて、ほんとくつろげました。このホテルに泊まるためにまたプラハに行きたいと思ったぐらい。

思いきって日本より緯度の高い極寒のウィーン、プラハに無理やり行って、空港で預けた荷物を全部失うという大トラブルに見舞われた今回の中欧滞在ですが、こんなにも温かいクリスマスを体験したのは初めてでした。とても得るものが大きく、楽しめました。このブログに載せたことは滞在中のほんの一部。まだまだ楽しかったこと、そして行けていないところはたっくさんあります。いやあ、また行きたいです!


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