チェコのプラハに行ってみた。(3)



この日はクリスマス・イブ。中欧のクリスマスには日本のようにケーキではなくアップルパイを食べる人が多いというので、ユダヤ人街にあるカフェに入って注文。カフカをイメージしたカフェらしく、店内にはカフカの写真が所狭しと並んでいる、文学ファンにはたまらないカフェ。


昼には霞がかっていたプラハの街も、日が落ちると霞が晴れてきて、昼にはほとんど見えなかったプラハ城の全容が見えてきました。でけー!ヴルタヴァ川(モルダウ川)にかかるマーネス橋から見たプラハ城。かっこいい。


そしてプラハ随一の名所、カレル橋もこんなに美しい。今年の夏頃まで修復中だったらしいのですが、工事も終わった時期なのでよかった。


夜が更けてくると、粉雪が舞い降りてきました。何という幻想的なホワイトクリスマス!降ってくる雪に街中がさらに白く塗り改められていきます。美しすぎる、プラハの夜。


深夜に人々が続々と流れているので、何だろうとついて行ってみると、それはプラハ城内の聖ヴィート大聖堂。なるほど、ミサかー。皆さんと一緒に入ろうとすると、観光客はダメだ、クリスチャンだけだ、みたいな感じで警備員に止められてしまい入れず。すみません。それにしても大きい。


街中の小さなカフェバーで、コーヒーを飲みながらクリスマスを迎えました。チェコ語は全く分かりませんが、お店の人たちと交わす「メリークリスマス」の言葉にとっても癒されながら、聖夜は更けていったのでした。


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