業界の既存の常識よりも世の道理、『丁寧を武器にする』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、ロールケーキのブームを生んだ兵庫県のパティスリー・エスコヤマの小山進氏の著作『丁寧を武器にする』です。

洋菓子業界の既存の常識を次々と打ち破って注目を集めている同店が、どのような考えや発想でその結果に至ったのかということが詳しく書かれています。どの調査会社も「絶対にすぐ閉店する」と言った場所で開店した理由や、東京に支店を出さない理由などからは、20世紀型の地方企業や外食産業がいま変革に問われていることがよく分かります。

装丁の「丁寧」の字の中で「心」の部分だけが赤くなっているデザインは、なかなか目を引きます。でも、この表紙の機械は何なのかすごく気になる。


『丁寧を武器にする』(小山進氏著/祥伝社)


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