中津城に行ってきた。



青の洞門、高塚愛宕地蔵尊の帰り、大分県中津市にある中津城にも行ってきました。

お城大好きっ子の私は、学生の頃は青の洞門から中津城に行って帰るのがお決まりのコースでした。
この角度からの写真がかっこ良くて好きなのですが、この日は夕陽の色に染まっていますねえ。

天守閣横には奥平神社。中津藩は黒田氏、細川氏、小笠原氏、奥平氏と藩主が変わっていきましたが、
江戸時代当時の中津城には天守は存在しなかったそうで、
現在の天守は、小倉城や岩国城なども手掛けた東京工業大学の藤岡通夫教授による設計の模擬天守。
2000年代には天守の売却問題が起こり、埼玉県の企業に売却されました、中津市の持ち物じゃないんですね。


中津藩と言えば、慶應義塾大学を創設した福沢諭吉の出身地としても有名です。

中津城横の中津神社には、福沢諭吉の名言である「独立自尊」の四文字が刻まれた記念碑も建っています。


城壁に無数に建ち並ぶ旗には、「黒田官兵衛孝高・大河ドラマ『軍師官兵衛』」と書かれてあります。

2014年のNHK大河ドラマは『軍師官兵衛』。中津城を築城した黒田官兵衛が主人公になるのです。
これで中津城に大きなスポットライトが当たりそうですね。売却しないほうがよかったのでは?


これまで、中津城の公式キャラクターは奥平忠昌をモチーフにした「おっくん」だったのですが、

大河ドラマ決定を受けてか、新たな中津城公式キャラクターとして、
初代城主・黒田官兵衛をモチーフにした「くろかんくん」というのが誕生したらしいです。

というわけで、中津に大河ドラマ需要がどれぐらい湧き起こるのか、今から注目しています。

黒田如水がその基礎を作った中津や福岡などの九州各地が盛り上がると、九州出身者としてはこの上なく嬉しいです。

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