[滋賀篇] 彦根城に行ってきた。(1)


今年2015年の正月に福岡県の実家に帰省することになり、普段は飛行機を使うんですが、この時はちょうど『ビジネス発想源 Special』の「歴史発想源」で「精強の証左・赤備軍団篇」を連載中で、そろそろ井伊の赤鬼こと井伊直政も出てくるなあと思ってたら彦根城を見たくなり、新幹線で彦根経由で帰ることになりました。ところが……。

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この日の彦根は記録的な大雪! JR彦根駅を降りたら、井伊直政像もこんな具合。奇跡的に電車は動いていたんですが、ホテルに移動するだけでも大変なほどの積雪でした。彦根城までたどり着けるだろうか……。

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幕末の大老となる井伊藩主・井伊直弼が、藩主になるまでのひたすら学問に打ち込んでいた青春時代を過ごしたという埋木舎(うもれぎのや)。彦根城に行く時には必ず寄る好きな場所なのですが、今回は正月休みでした……。

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彦根駅に着いた頃は雪は止んでいたのですが、彦根城にたどり着いた頃にはさらに雪が降ってきて、ますます積もっていきます。でも雪のお城っていうのもなかなかいいね。

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私が彦根城の中でも特に好きなアングルがここ、天秤櫓を下から見たところ。登城するには橋の下の堀切を通過して上に上がって橋を渡るというこの構造もいい感じ。

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そして、彦根城の見どころの一つがこの時報鐘。「彦根城の時報鐘と虫の音」は「日本の音風景100選」にも選ばれており、日本を代表する音でもあるのです。ちなみに今でも3時間ごとに撞いています。この日も鐘を撞くところを見ることができました。

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そして、ついに本丸に登って天守閣とご対面。日本には4つしか国宝の天守はなく、姫路城、松本城、犬山城、そしてこの彦根城だけです。国宝の城を一目見ようと、外国人観光客も多かったです。

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それにしても、雪が積もった彦根城を見るのは初めてなのですが、かなり味がありますねえ。お城は桜の季節が一番だと思っている人が多いですが、実はどの季節も素晴らしく、冬もこのように冬ならではの美しい光景です。

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西の丸のほうにも足を運んでみると、一面が樹氷の世界。とっても幻想的な風景が広がっていました。


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