[ポルトガル篇] マルヴァンに行ってきた。(4)


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マルヴァン城(Castelo de Marvao)をじっくりと堪能中。チケット売り場から二の丸の中央の平面を歩いて本丸へ行きましたが、帰りは城壁をぐるりと伝ってみましたよ。城壁の上から見るとまた、先ほど歩いてきた場所も全く雰囲気が変わりますね。ここからのアングルだとまさに岸壁の城という感じがします。

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そしてチケット売り場の横にある城壁の砦の上から見た、南側のマルヴァンの村の様子。山の峰の上に集落ができたという様子がよく分かります。山の上の城塞都市といえばイタリア旅行の際に行ったサンマリノ城を思い出しますが、その規模を10分の1ぐらいに凝縮した感じ。非常にメルヘンチック。

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建物と城壁の間を歩ける、という非常に珍しい通路。

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マルヴァオン城を出ました。入口の噴水から城を見た様子がなかなか美しく、他の観光客はけっこうここからの風景を撮影しました。

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でも噴水からもう少し下がってみて、この迷路のような植え込みを手前に写してみるとこれもまたなかなか独特の景観でステキ。

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さて、今度はマルヴァンの村の南側へと歩いて行くことにしますよ。非常に小さな村なので、30分もあればぐるりとひと回りできるほどです。村の中の城壁からでも、この美しさの眺望。

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集落の中は石畳で舗装されてはいますが、岩肌はけっこうむき出しになっています。これが本当に独特の雰囲気を醸し出していて、中世以前の歴史を感じさせます。

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のどかな景色。

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村の規模は本当に小さくて、お土産店や飲食店がたくさんあるというわけでもありません。当初はこのマルヴァンで一泊しようと思っていたのですが、あまりにホテルの数が少なくて、この日はどこも空いていませんでした。ただ、そんな完全観光地化しているわけでもないがゆえに、のんびりとした佇まいが楽しめます。


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