[フランス篇] シャンボール城に行ってきた。（３）

まるで迷路のように入り組んだ、ロワール地方最大の広さを誇るシャンボール城。寝室も暖炉もたくさんあって、また既にクリスマスを過ぎた12月末でも各部屋にクリスマスツリーやオーナメントなどがたくさん飾られていてとても綺麗でした。

ロワール地方はワインの名産地でもあり、チケット売場に併設されているショップではたくさんのお土産用ワインが売られていました。ショップはチケットを買わなくても無料で入れます。

シャンボール城を出ました。周囲には広大な森林や芝生が広がり、とてものどかです。

個人的に好きなアングルは、シャンボール城の北西にある橋の上からの眺め。このように石の橋を写したり、またここに腰掛けて数人で撮ったりできる場所。

そして運河を北側にぐるりと回ると、なぜかここだけ東洋人ばかりが写真を撮っていました。これは日本や中国のロワール古城巡りのツアー客で、コンダクターの会話を聞いていると、これらの古城巡りは複数を弾丸訪問するので、ゆっくり城内に入って見学するのではなく、ここのように無料でも城が撮影できる場所に寄っていくみたいです。なるほどね……。

そしてその場所から撮ってみたのがこれ。観光ガイドブックでシャンボール城の紹介によく使われているアングルですね。

シャンボール城と駐車場の間のサン・ルイ広場には、数軒のレストランが集まっています。でも閑散としてそうなこの時でも12時台はどこも行列だったので、繁忙期はこの周辺で食事をするのは至難の業かもです。

サン・ルイ広場のお店でランチ。ガレットが有名なお店らしいのですが、僕はオムレットに。美味しかった。フランスはパンが無料でついてきますが、このパンが美味しいお店は料理も間違いなく美味しいです。

ちなみに今回は家族旅行で、4歳長男と1歳次男を連れてきていますが、フランスやベルギーなどでは少なくともフレンチポテト（フライドポテト）があるお店が大半なので、とりあえず好き嫌いが多い子どもでも食事は何とかなるかと思います。今回の旅行も、子どもの食事に不自由したことはほとんどありませんでした。