大塚・歳勝土遺跡公園に行ってきた。



神奈川県横浜市都筑区にある、大塚・歳勝土遺跡公園に行ってきました。

この公園は隣接する横浜市歴史博物館の一部だそうで、弥生時代の遺跡が保存されています。
横浜市営地下鉄センター北駅を下りると、徒歩2分ほどで入口があります。

このあたりは弥生時代には環濠集落があったことが発掘によって分かり、
公園内の歳勝土遺跡はその集落の墓地です。
墓域が一ヵ所にたくさん残されていて、その数を見ると圧巻です。
その中の一つの環を歩いてる我が子。それは楽しみ方が違うと思う。


江戸時代に建ったという民家を、近隣から移築した都筑民家園。

中ではアートイベントなどをやっていて、市民の憩いの場になっています。


大塚遺跡では、竪穴式住居や高床式倉庫などの弥生時代当時の集落が復元されています。

ここまでたくさんの復元がなされているのも全国的に珍しいかも。
一つ一つ、中に入ることができます。
また、大塚遺跡と歳勝土遺跡は同じ公園の中に隣接しているわけですが、
同時代の居住区と墓域が一ヵ所に保存されているというのも極めて珍しいそうです。


竪穴式住居を見つけては、中に入ろうとする子ども。


うちの子だけではなく、来ていたファミリーの子どもたちもおおはしゃぎだったのが、

大塚遺跡の中にある型どり遺構。
ただ穴や溝が残されているだけの場所なのですが、子どもたちは思い思いに遊んでいました。
子どもは遊具なんか無くても、こういう地形では好き勝手に遊ぶんですねえ。


公園の入口には、弥生時代の話が漫画になって石碑になっています。

弥生時代の遺跡と言えば静岡県の登呂遺跡や佐賀県の吉野ケ里遺跡が有名ですが、
関東にもこんなしっかりとした遺跡公園があるんですねー。
弥生文化が大好きな方は、きっと楽しいと思います。


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