飛鳥山公園に行ってきた。(1)



日本で最初に公園として指定された一つ、東京都北区の飛鳥山公園に行ってきました。

王子の飛鳥山を丸ごと公園にした区立公園で、
駅からすぐのところに、飛鳥山へと登ることができる階段があります。


階段を登ると、のどかな公園の景色。

江戸幕府8台将軍・徳川吉宗の時代には既に桜の名所だったそうで、
現在でも桜の季節には飛鳥山の名前がすぐに挙がります。
でも緑の季節もいいですな。


飛鳥山の山頂を表わす三角点。

国土地理院の地形図では飛鳥山は山ではなく丘ということになっていますが、
これが山と認められれば、東京都内で一番低いと言われる港区の愛宕山よりも低いそうです。
地形は奥が深いなあ。


屋根がついている石碑は「桜賦の碑」。

桜賦というのは、幕末の儒者・佐久間象山が読んだ飛鳥山の桜を歌った詩です。
佐久間象山の門弟である勝海舟によって作られた石碑なんだそうです。


いろいろな石碑が見つかる飛鳥山公園ですが、飛鳥山の碑というものもあります。

飛鳥山公園に桜を植えて行楽の場に変えた徳川吉宗を顕彰するものです。


子供たちが遊べる広い遊具公園もあるのですが、

そこには国鉄時代のD51型蒸気機関車、また王子を走っていた電車が展示されています。
運転席などにも入ることができるため、電車好きの子どもにはたまらないようです。

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