日本百名城の一つにも数えられる、群馬県太田市にある金山城に行ってきました。新田氏が築城したことから「新田金山城」という名前でも知られています。
太田駅や太田市街地からは1kmほど離れた場所にあり、東京から車で行っても2時間もかからないほどの距離です。自動車で行くと中腹に駐車場もあり、そこから本丸まで遺構を歩いていきます。
西矢倉台西堀切跡。平城の場合は堀を作って敵の侵入を阻みますが、山城にはそんな大量の水は引き込めないので、このように堀切という人口の溝を作って尾根を分断して敵を進ませないようにするのです。
父親にいろいろ連れまわされた結果、お城好きになってしまった4歳長男。金山城も元気よく登っていきます。秋なのにこの日は暑かったので甚平姿。
西矢倉台あたりからの太田市街地の眺め。いい風景だなあ。
石積み。かっこいい。
馬場通路。この先は行き止まりになっていて、左側の階段を登らなければ本丸に行けない構造になっています。敵が勢いよく攻めてきても、このように進路を複雑化することでなかなか本丸までたどり着けないようにしてあるんだとか。
いよいよ金山城の核の部分に入る大手口ですが、その前に「月ノ池」と呼ばれる池が。天然の池ではなく石垣によって人口的に作られており、山城では不足しがちな水を確保しておくための貯水池です。
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