[イタリア篇] ベネチアに行ってきた。（８）

アカデミア橋からローマ広場に向かって、ベネチアの街をひたすら散策しています。ただただ、運河の雰囲気がいいのでひたすら写真を撮っている感じ。地図上で位置を見失って間違った路地に入っても、そこもまた美しくてついつい進んでいってしまいます。

陽も落ちてきた頃に３歳の長男が寝落ちしてしまい、重かったのでその辺のリストランテに入ったら、まだ開店前だったんですが、店員さんが「うちの子も３歳なのー！ここにどうぞ寝かせてー」という感じで長椅子のある席を勧めてくれたので、お言葉に甘えて子どもが起きるまでコーヒーを飲むことに。

でも子どもは結局全然起きなかったため、そのお店でディナーをすることにしたのですが、このお店の料理がまたとにかく凄まじく美味しくて、いろいろ注文してしまいました。やたらお客さんが入ってきて常に満席状態になってたので、ネットで見たら、トリップアドバイザーなどでものすごーく点数の高い人気店でした。開店前から入ったのでラッキーだったのです。

ボンゴレも美味しかったー。そして何より、この店はパンが美味しかった。前にも書きましたが、イタリアの料理店はたとえ名店であってもパンがとにかく不味い店が多く、パンが美味しい店が料理も美味しい法則は間違いないと思ってます。３歳長男は料理がなくなる前に無事に起きて、ボンゴレを頬張ってました。

店を出るとすっかり夜。これからローマ広場に向かいます。

ベネチア本島の玄関口であるローマ広場からは、空港やミラノなど様々な方面への高速バスが出ています。この日も、本土に渡ったメストレ地区に宿を取ってあるので、10分ほどバスに乗ってメストレに向かいました。メストレだったら、バスも10分に一本ぐらいの頻度で出ているので便利。

そんなわけで、こうしてベネチアの散策は終わったのでした。イタリアの観光地の中でもベネチアが最も好きという方はたくさんいますが、確かに素晴らしい街並みでした。日本人観光客がやたら多いのが気になるぐらい。今回は定番のゴンドラなどは全く乗ってないんですけど、陸を歩くだけでもとても楽しかったです。