[ポルトガル篇] エヴォラに行ってきた。(2)エヴォラ城


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ポルトガル・アレンテージョ地方(Alentejo)の中心都市であるエヴォラ(Evora)の朝。旧市街地全体がユネスコの世界遺産にも登録されており、歴史を色濃く残す城塞都市です。

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エヴォラ旧市街の南部は城壁が残ると共に、プーブリコ・デ・エヴォラ庭園(Jardim Publico de Evora)として開放されています。朝は散歩をしている人、サイクリングをしている人たちなどが思い思いに過ごしていました。

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城の遺構も残されています。この辺りは、普通に動物園にいるような孔雀たちが美しい羽を広げまくって野放しにされていました。孔雀に触ったのは初めて。

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ちなみに、ローマ共和政末期の英雄、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)はヒスパニア総督だった時があるのでエヴォラにも来ているのですが、交通の要衝として栄えたこのエヴォラの街を「肥沃なるジュリア」(Liveralitas Julia)と称したそうです。

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庭園の中にあるマヌエル宮殿(Palacio de Dom Manuel)。マヌエル1世が住んでいた邸宅で、エヴォラに滞在していたバスコ・ダ・ガマはこの王宮の中でインド航海を命じられたとされています。

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庭園の北にあるサン・フランシスコ教会(Igreja de Sao Francisco)。16世紀に建てられたゴシック様式の教会で、人骨で作られた聖堂があることで知られています。この日は日曜日だったのでたくさんの人がミサに来ていました。

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その少し東にある、グラサ教会(Igreja da Graca)。とても特徴的な鐘楼を持っています。


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