鎌倉市扇ガ谷にある臨済宗海蔵寺に行ってきました。
海蔵寺はGoogleMapに載っていなくて私も最初は場所が分かりにくかったのですが、
意外な紅葉の名所として、鎌倉の紅葉めぐりをする人たちからは人気が高いそうです。
境内の美しさはもちろんなのですが、海蔵寺に至る路地の紅葉も見事です。

境内はとってもひっそりとしていて、秋の彩りがいい感じ。
外国人観光客たちがやたら写真を撮っていたのが、紅葉に囲まれた鐘楼。

薬師堂の裏手に岩窟があり、十六の井戸という源泉を有料で見ることができます。
弘法大師が掘ったものという言い伝えがあるそうです。

それにしても、鎌倉の有名な寺院にはたいてい年配の観光客が多かったのに、
この日はこの海蔵寺には若い女性の姿がたくさんありました。
女性誌とかに取り上げられてるのかな?
山門の横にひっそりとある、底脱の井(そこぬけのい)。
鎌倉幕府を支えた安達泰盛の娘・千代能がこの井戸で水を汲み、
「千代能がいただく桶の底ぬけて 水たまらねば月もやどらず」
と詠んだことからこの名がついたと言われています。
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