北欧の名城・フレデリクスボー城の城内を散策中です。城内の窓から見た中庭。今はオフシーズンで人もまばらに見えますが、夏ごろはとてもたくさんの人が訪れるそうです。なぜか消防車が停まってますね。
城内はたくさんの部屋が存在していて、地図なしでは迷子になってしまいそうなぐらい複雑に入り組んでいます。パンフレットに地図が載っていて、部屋番号が書かれているため、各部屋の入口に表示された番号を照らし合わせながら進んでいきます。
寝室。どの部屋にも肖像画が飾られていて、まるで美術館のような感覚で進むことができます。全部見るにはかなりの時間を要するかもしれません。
食堂…なんでしょうか。天井の壁画と装飾が見事です。こういう部屋が、いくつもあるのですよ。飾られている調度品も一つ一つが芸術品のようです。ちなみに城内は、フラッシュさえ焚かなければ写真撮影はOKなんだとか。
大広間。ものすごい広さの空間の中に、所狭しと壁画が描かれています。奥のほうには当時の晩餐の食事をイメージした食卓が展示されています。とにかく広い広間で、声の反響がかなり遅れて戻ってくるほど。
地下には、夏の間しか開いていないというワイン貯蔵庫があります。今は冬ですので、個々の通路までしか入れませんでした。
トイレも地下にあります。どうしてこんな裸体の彫刻がトイレの横に飾られているのかというと…。その答えは『ビジネス発想源 Special』第2591回でお伝えしています。いやあ、単純なれど観光地としては画期的なアイデアだと思うんですよねえ。
ということで、フレデリクスボー城を思う存分散策してきました。その名は聞いていたけれど、まさかこんなに奥深いお城だとは思っておらず、予定以上に時間をかけてたっぷりと見て回りました。いやあ、素晴らしい!
ちなみに、今回は時間がなかったので西側の近道を通って城へ行ったのですが、逆の庭園側を回って城の外観を見ると、とても素晴らしい姿のフレデリクスボー城が見えるようです。写真撮影をするなら東側にも回ってみましょう。また行ってみたいな。
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