[フランス篇] 古城ホテルに泊まってみた。


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以前からヨーロッパの古城ホテルに泊まりたいと思っていたのですが、いつもヨーロッパ旅行は都市部が多かったためまだ経験がありませんでした。でも今回、フランスのロワール地方の古城ホテルに数泊して、そこを拠点にロワールの古城巡りをすることにしました。

今回泊まったホテルは、トゥールから北東に5kmほど行ったヴヴレイという村にある、Chateau de Jallanges(ジャランジュ城)という古城ホテル。直前にHotel.comで見たら、パリ中心部はもちろんトゥールなどの都市のホテルよりも安かったので、張り切って予約。

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子供も2人いるし、自由に使っていいと2部屋も用意してくれました。一方は男性向け、一方は女性向けのような雰囲気の違う部屋で楽しめました。残念ながら一部屋はお風呂のお湯の出が悪かったのですが、もう一部屋あるから大助かり。どちらの部屋もとても広くて快適。

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レストランはないので夕食はありませんが、朝食はついていました。日本のホテルのバイキング式の朝食はほんと安っぽいのに、ヨーロッパのホテルの朝食はどうしてこうシャレてるんですかね……。

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1泊目はなんと、我々家族のためにガレット・デ・ロワを焼いてくれました。もちろん幸運のフェーヴ入りで、僕が引き当ててしまいました。そして、そのまま食卓に置き忘れるという……。

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朝焼けと中庭。周囲は広大な畑に囲まれていて、とてものどかです。田舎ではありますが、かろうじてwifiも通じていて、ロビーにはフリーwifiもあり、ネット環境は思ったよりいい感じ。

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広いお庭もあって、とても気持ちがいいです。牧草地帯になっている裏庭ではのどかに馬が草を食べていました。

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2泊目もアツアツのパンを焼いてくれました。美味しかった。

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特に古城ホテルに喜んだのは4歳長男で、深夜に城内を冒険したり、いつしかマネージャーさんのご子息と仲良くなって写真を撮り合っていたり。お互い言葉通じてないのに楽しそう。

今回はレンタカーでホテルまで行きましたが、空港までのハイヤーサービスがあるらしく、車がなくてもフランスに入ったらすぐにホテルに向かえます。田舎にしては結構な宿泊料ですが、パリのホテルなんてどこもめちゃくちゃ高いので、それに比べたらかなりコスパがいいです。

とっても快適でしたが、古城ホテルは歴史的建造物を利用しているから、基本的にまずエレベーターがありません。また個人運営の所が多いため、高級ホテルのバトラーやベルマンのような役割の人がおらず、階段での荷物の上げ下げも宿泊者が自分でというケースが多いです。サービスはまあペンションのような感じと言えばいいかも。それでもやっぱり、シティホテルとは一味違った感覚なので、いろんな古城ホテルに泊まってみたくなりました。


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