[フランス篇] ユッセ城に行ってきた。

フランス・ロワール地方の古城巡りもいよいよ最終日。この日は朝から、レニ・ユッセという村にあるユッセ城に行ってきました。トゥールから西に約40km、自動車で50分ほど走った場所にあるお城で、トリップアドバイザーの「死ぬまでに行きたい 世界の名城25」にも選ばれているほど、お城ファンには有名な場所です。

でもこのユッセ城、個人所有だからか、冬期は閉鎖されており敷地に入ることができません。今回は休館期間中ということで、残念ながら外観だけ見る形になります。

数々の童話を残したフランスの作家、シャルル・ペローは、このユッセ城の中で『眠れる森の美女』を書いたとされ、『眠れる森の美女』に出てくるお城のモデルはまさにこのユッセ城なのです。ディズニーランドのシンデレラ城の外観のモデルこのユッセ城だと言われています。

ユッセ城はアンドル川沿いに建っており、正面にはアンドル川を渡る石橋が架かっているのですが……

その石橋の上からユッセ城を見るアングルがなかなか素敵です。冬の早朝はこのように逆光で暗いですが、夏などは日差しに照らされて美しい姿を見せそうですね。

レニ・ユッセの街にある教会。ユッセ城の休館期間中だからか、街はほとんどの店が閉まっていました。でも、ヨーロッパの田舎街は歩くだけで絵になりますよねー。それでは、次の城に行ってきます。