[中欧篇] トラコシチャン城(2)/クロアチア


クロアチアの北方の防衛地点として13世紀ごろからの歴史を持つトラコシチャン城(Trakoscan Castle)。中はいろいろな調度品が展示されていて、中世の生活を再現しています。

城内は一方通行式で見て回りますが、外のテラスに出られる場所があります。円形のテラスがかっこいい。ここから外を眺めてみると…

トラコシチャンの村が一望できます。何もないけど。この日はとても日差しの強い日でしたが、城の上はとても風通しがよく気持ちが良かったです。

改修を繰り返したお城のようで、外観はかなり新しく見えます。

トラコシチャンというのはこの一帯の地名で、この地域を支配していたドラチェンスティンという中世のナイトの名前から来ているんだとか。

小さなお城ですが、中庭もきちんとあり、とても開放感があります。

1940年代までは個人所有だったこのお城も、次第に管理されなくなったところ国有化されることになり、今は国が運営の博物館となっています。

さて、お城を出ます。先ほど登って来たぐるりと山を回る道の途中に一箇所だけ、このように壁が切れているところがあるのですが、これが階段によってショートカットできる道の入口です。

帰りはこの階段を通って降りることにしました。わー、上りのぐるぐる道路に比べたら、あっという間!

そんなに急な階段でもないので、階段でも大丈夫という方はトラコシチャン城に行くときはこのルートをお勧めします。それにしてもトラコシチャン城、とってものどかで美しくて素敵なお城でした。行ってよかったなー。


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