[スイス篇] ベリンツォーナ（３）カステルグランデ西城壁

世界遺産にも選定されているベリンツォーナ（Bellinzona）３城のうちの１つ、カステルグランデ（Castelgrande）。西側に長く伸びるこの城壁からの眺めがよさげなので、ちょっと歩いてみることにします。

ベリンツォーナはイタリアやオーストリアなど周辺諸国に近く要衝のため、古くから戦いの舞台となった地。そのため城壁も支配者がめまぐるしく変わる中で次々に堅固に改築されていったので、いろんな時代の造形を見ることができます。

城壁の上が広い芝生の通路になっています。かっこよすぎる。

西城壁側から見たカステルグランデの外観は、こんな感じ。ここからのアングルが一番かっこいいのではないか？ こっち側まで歩いてみて正解でした。

この城壁からの城外の眺めもなかなかに味があります。

城壁にはどこも守備兵たちが行き来していたと思われる通路になっていて、随所に階段があって上り下りできるようになっています。

 

6歳長男も城壁の通路大好き。「ここも歩ける！」と見つけては歩きます。僕も昔からめちゃくちゃ好き。

 

そしてヨーロッパの城は大抵は行き止まりというケースが多いのですが、この城はどこも必ず階段が取り付けられている親切設計。引き返すことなくいろいろと歩き回るので楽しいです。

 

ということで、じっくりとカステルグランデを堪能しました。エレベーター方面に向かって戻るとしましょう。世界遺産の「ベリンツォーナ旧市街の３城と城壁群」の３城のうちの１つを制覇した後はもちろん、あと２城にも行きますよね。