首里城に行ってきました。


お城大好きっ子なので全国各地の天守閣を巡ってきましたが、かなりの難関だったのが首里城。なかなか沖縄に行く機会に恵まれなかったのです。が、今回良い機会を頂き(=公私混同)、ようやく登城することに。嬉しいなあ。


二千円札などでおなじみの守礼門。よく札幌の時計台や高知のはりまや橋などに並んで「日本三大がっかり名所」の一つに挙げる人がいますが、いやいやイイやん!とっても素敵。門は文化の塊です。


本殿へ至る瑞泉門。石門の上に直接櫓が建てられていてかっこいい。右手をちょっと降りると「龍樋」と呼ばれる湧き水があります。この石の組み具合がなんとも壮観。


そしていよいよ正殿へ。日本の城というより完全に中国文化の影響が色濃いお城です。御殿(うなー)と呼ばれるこの広間にビッシリと文官武官が勢ぞろいしていた様子が目に浮かびますね。現在、朱漆の塗り替え中。正殿の中では玉座なども見ることができますよ。


国王の執務室である書院、王族の施設である鎖之間が最近復元されました。300円で庭園を眺めながら琉球菓子を食べることができます。


お城から市街地を望む。いい眺めー。首里のあたりは那覇市ではあるのですが、現地の人は「那覇ではなく首里」と別の地域であることを強く意識している様子。「ケータイ国盗り合戦」でも「那覇」と「首里」は完全に別の国になっています。

周囲には弁財天堂や龍潭池など、まだまだいろいろと見どころがあります。那覇空港や国際通りからモノレールで一本で行けるので、なかなかオススメです。またゆっくりと見てみたい。


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